Recycle

最近、上海の古いマンションに引っ越した。
その昔、上海に競馬場があったのは有名だが、
ちょうどその南に建てられたので、マンションの形が馬の蹄の形をしているのだ。

マンションのおばさんは、築１００年を超えるって自信満々に言っていたが、
調べてみると、1936年に設計建築されたそうで、まだ１００年は経っていない。
けど、１９３６年といえば２・２６事件の起きた年、
盧溝橋事件の１年前。古いには変わりない。

そんな古いマンションだが、
部屋の内装は上手にされていて、部屋の中にいる限りは古さをあまり感じない。
古い建物を現代の生活に合うように内装する。
たしかフランスなどヨーロッパではその技術が高いって聞いたことがある。

古いものの価値を認めて、永久に使い続ける。
素晴らしいと思う。