中国福建省にある世界遺産を見に行った。
土楼という客家人たちが住む集落。
その文化たるや素晴らしいしく、その文化を保存する意義は大きい。
だが、そこはやはり中国。
鄧小平の金儲け至上主義がせっかくの遺産を台無しにしている。
「文化の保存」と「観光化」のバランスが悪く、集客率を競うように整備が進む。
せっかくの素晴らしい物が、すべて新しく観光の為に作られた物に見えてしまう。
自分の生まれ故郷が、自らの主義によって変化にさらされる。滑稽である。
本当に残念。
昔からそこにある生活を想像しながらシャッターを切る。
GR DIGITAL II
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